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平成のネットスラング集
更新日:2026年10月15日
平成のインターネットでは、掲示板やブログ、ガラケーのメールなどから、たくさんの独特な言葉が生まれました。中には「ググる」のように、すっかり普通の言葉になったものもあります。このページでは、当時よく見かけたネットスラングを、意味と使われ方と一緒に紹介します。
なぜ略した言葉が多いのか
平成のネットスラングには、アルファベットの頭文字だけにした言葉がたくさんあります。「kwsk」「ktkr」「wktk」などは、ローマ字で打ったときの子音だけを残した形です。キーボードやケータイのボタンで文字を打つ手間を少しでも減らしたい、という気持ちと、仲間内だけで通じる暗号のような楽しさが合わさって広まりました。
これは、ひらがなを記号に置き換えるギャル文字とも少し似ています。どちらも、「分かる人には分かる」という特別感が魅力でした。
言葉と意味の一覧
- ググる
- Googleで検索すること。「分からないことはまずググる」のように使われ、今では普通の言葉になりました。
- ggrks(ググれカス)
- 自分で調べれば分かることを質問する人に向けた、きつめの返し。今の感覚だとかなり乱暴な言い方です。
- 乙(おつ)
- 「お疲れさま」を短くしたもの。「乙です」「乙〜」のように、ねぎらいの気持ちを軽く伝えるときに使われました。
- kwsk(くわしく)
- 「詳しく教えて」の意味。気になる話を聞いたときに、続きをせがむ一言です。
- ktkr(キタコレ)
- 「来た、これ」の略。待っていたものが来たときの喜びを表します。
- wktk(ワクテカ)
- 「ワクワクテカテカ」の略で、期待して待っている気持ちを表します。
- orz
- 人がひざをついてうなだれている姿に見える文字の並び。がっかりしたとき、落ち込んだときに使われました。
- 神
- すごい人や、すごいもののこと。「神対応」「神曲」のように、今でもよく使われる言い方の元になっています。
- リア充
- 学校や仕事、恋愛など、現実の生活が充実している人のこと。うらやましさ半分、からかい半分で使われました。
- ROM(ロム)
- 掲示板などで、書き込みはせず読むだけの人のこと。「しばらくROMってます」のように使われました。
- w(ダブリュー)
- 笑いを表す記号。「笑」の代わりに文末に付け、「www」と重ねるほど大笑いを表します。
- 〜なう
- 「今〜しているところ」という意味。「渋谷なう」のように、今いる場所や状況を伝える投稿で流行しました。
- (´・ω・`)
- 「しょぼん」と読まれる顔文字。しょんぼりした気持ちを、言葉の代わりに伝えました。
- キタ━(゚∀゚)━!
- 待っていたものが来たときの顔文字。掲示板やメールで、盛り上がった瞬間によく使われました。
使うときに気をつけたいこと
ネットスラングの中には、もともと乱暴な言い方だったり、人をからかう意味が含まれていたりするものがあります。たとえば「ggrks」は、相手を突き放すような強い言葉です。懐かしさで使うときも、相手がどう受け取るかを考えて、冗談が通じる相手に限っておくのが安心です。
また、当時のネットを知らない人には意味が伝わらないこともあります。仕事のメールや、初めてやりとりする人へのメッセージでは、ふつうの言葉で書くようにしましょう。
今も生きている平成の言葉
「神対応」「ググる」「w」などは、平成のネットから生まれて、今でも日常的に使われている言葉です。一方で、「〜なう」のように、聞くと時代を感じる言葉もあります。言葉の流行り廃りを振り返ると、ネットの文化がどう変わってきたのかが見えてきて面白いものです。
当時の顔文字は平成の懐かし顔文字一覧に、ガラケーのメールの雰囲気はガラケーのメール文化を振り返るにまとめています。