読み物

回文・逆さ言葉の楽しみ方

更新日:2026年10月15日

「たけやぶやけた」のように、前から読んでも後ろから読んでも同じになる言葉を「回文(かいぶん)」といいます。子どものころに言葉遊びで覚えた人も多いのではないでしょうか。このページでは、有名な回文と、自分で回文を作るコツ、逆さ言葉の遊び方を紹介します。

定番の回文一覧

ひらがなにすると、前から読んでも後ろから読んでも同じになります。どれも、このページで1文字ずつ並べ替えて確かめたものです。

ひらがな意味
たけやぶやけた竹やぶ焼けた
しんぶんし新聞紙
わたしまけましたわ私、負けましたわ
だんすがすんだダンスが済んだ
いかたべたかいイカ食べたかい
このこねこのここの子猫の子
たいやきやいたたい焼き焼いた
るすになにする留守に何する
いるかはかるいイルカは軽い
とまとトマト
やおや八百屋
きつつきキツツキ

昔から伝わる長い回文

回文は昔から親しまれてきた言葉遊びで、和歌の形をした長い回文もあります。有名なのが、「長き夜の 遠の眠りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな」という歌です。

ひらがなにすると「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」。濁点を外して読むと、前からでも後ろからでも同じ文字の並びになっています。濁点や小さい文字の違いを気にしないのは、回文を作るときによく使われる決まりです。

自分で回文を作るコツ

1. 真ん中から作る

回文は、真ん中の文字を軸にして左右が鏡のようになっています。まず真ん中に置く短い言葉を決めて、その両側に同じ文字を逆の順番で足していくと作りやすくなります。たとえば「ぶ」を真ん中にして「やぶや」、さらに「けやぶやけ」、最後に「たけやぶやけた」という具合です。

2. 逆から読むと意味になる言葉を探す

「いか」を逆にすると「かい」、「たい」を逆にすると「いた」になります。このように、逆から読んでも意味のある言葉の組み合わせを見つけると、「いかたべたかい」「たいやきやいた」のような回文の材料になります。

3. ツールで確かめる

作った文章が本当に回文になっているかは、逆さ文字変換の「逆から読む」に入れると一瞬で確かめられます。変換しても同じ文章が出てきたら成功です。

逆さ言葉で遊ぶ

回文でなくても、言葉を逆から読むだけで意外な響きになって面白いものです。自分の名前や、好きな食べ物の名前を逆から読んでみると、不思議な呪文のように聞こえることがあります。

  • 家族や友達の名前を逆から読んで、あだ名にする
  • 逆さ言葉だけで会話してみる(すぐに頭が疲れます)
  • しりとりの代わりに、回文になる言葉を順番に言い合う

英語の文章なら、逆さ文字変換の「英字を上下逆さ」で、スマホを逆さにすると読める文字にもできます。