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原稿用紙の正しい使い方|縦書きの基本ルール
更新日:2026年10月19日
作文や読書感想文、小論文の試験など、原稿用紙に文章を書く場面は大人になってからも意外とあります。ところが、題名はどこに書くのか、句読点が行の頭に来たらどうするのか、といった細かい決まりは、忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。このページでは、縦書きの原稿用紙の基本的なルールをまとめました。
なお、原稿用紙の書き方には、学校や出版社によって少しずつ違う流儀があります。ここで紹介するのは、小中学校の作文などで広く使われている一般的なルールです。試験や応募で指定がある場合は、そちらを優先してください。
題名と名前の書き方
題名は1行目の上を2〜3マス空けて
題名は1行目に書きます。いちばん上のマスからではなく、上を2〜3マス空けてから書き始めるのが一般的です。題名が長くて1行に収まらないときは、2行に分けてもかまいません。
名前は2行目の下に
名前は2行目に、下を1マス空けて書きます。名字と名前のあいだは1マス空けます。学校名や学年を書く場合は、名前の上に書くか、名前の前の行に書きます。
本文は3行目か4行目から
本文は名前の次の行から書き始めます。題名や名前との区切りをはっきりさせたいときは、1行空けて4行目から始めてもかまいません。
段落の始まりは1マス空ける
本文の書き始めと、新しい段落の始まりは、1マス空けてから書きます。これを「字下げ」といいます。段落が変わるときは改行して、次の行の2マス目から書き始めます。改行したあとの行の残りのマスは、空けたままで大丈夫です。
会話文のかぎかっこで始まる行は、字下げをしないで1マス目から書く流儀もあります。どちらにするか迷ったら、一つの原稿の中でそろえておくことが大切です。
句読点とかっこのルール
句読点は1マスに1つ
「。」(句点)と「、」(読点)は、それぞれ1マスを使って書きます。縦書きでは、マスの右上に小さく書くのが正しい位置です。
行の頭に句読点を書かない
原稿用紙でいちばん迷いやすいのがこのルールです。句読点や閉じかっこ「」」が行の最初のマスに来てしまうときは、次の行には送らず、前の行のいちばん下のマスに、文字と一緒に書き入れます。これを「ぶら下げ」と呼ぶこともあります。マスの外の余白に書く流儀もあります。
かぎかっこの使い方
- かぎかっこ「」は、開きも閉じもそれぞれ1マスを使います。
- 文の終わりの「。」と閉じかっこ「」」が続くときは、同じマスにまとめて書くのが一般的です(「〜でした。」のように)。閉じかっこの前の「。」を省く流儀もあります。
- かっこの中にさらにかっこを使うときは、二重かぎかっこ『』を使います。本や作品の題名にも『』を使います。
小さい文字・長音・記号の書き方
- 小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」:1マスを使って、マスの右上に小さく書きます。行の頭に来てもかまいません。
- 長音「ー」:縦書きでは縦の棒「|」のように書きます。横棒のまま書くのは間違いです。
- 「…」と「―」:三点リーダー「…」とダッシュ「―」は、2マス分使って「……」「――」のように書くのが一般的です。
- 「!」と「?」:1マスを使い、そのあとは1マス空けてから次の文を書きます。
数字とアルファベットの書き方
縦書きの原稿用紙では、数字は漢数字で書くのが基本です。「二〇二六年」「十五人」のように書きます。「二〇二六」のように位を使わない書き方と、「二千二十六」のように位を使う書き方があり、年号や電話番号などは前者がよく使われます。
アルファベットは、大文字なら1マスに1文字ずつ、縦に書きます。小文字の単語は、横向きにして2文字で1マスを使う書き方もありますが、作文ではなるべくカタカナや日本語に言い換えると読みやすくなります。
書き終わったら見直すポイント
- 段落の始まりが1マス空いているか
- 行の頭に「。」「、」や閉じかっこが来ていないか
- 長音が縦向きになっているか
- 指定された文字数の範囲に収まっているか(「八割以上」などの条件がある場合も多いです)
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